2026年6月8日。願いに、名前をつけた。
Liiivvが会社になる前の、ひとつの願いの話。
映画を観るのが、昔から好きでした。
暗い部屋で画面の光だけを見つめていると、
知らない街の、知らない誰かの人生が、静かに始まります。
遠くへ旅に出る人。
何かをつくり続ける人。
うまくいかないまま、それでも歩く人。
誰かを愛して、誰かを失って、それでも朝を迎える人。
エンドロールが流れるたびに、同じことを思いました。
生き方って、こんなにたくさんあるんだ、と。
けれど、画面を閉じて、顔を上げると、
現実の景色は、少しだけ違って見えました。
「こうあるべき」という、見えない型。
気づけば誰かと比べている、自分の視線。
選んだはずの道を、どこか小さく感じてしまう帰り道。
もちろん、みんなが苦しんでいるわけではありません。
ただ、自分らしく生きられている人が、思っていたより少ない。
そんな現実が、そこにはありました。
見て見ぬふりは、できませんでした。
課題と呼べば、たしかに課題です。
解決しなければならないもの、と整理することもできたと思います。
でも、私はその整理に、どうしてもなじめませんでした。
課題として向き合うと、人は「直される側」になってしまう気がしたのです。
足りないところを見つけられ、補われ、正されていく側。
私が見たかったのは、そうではなくて、
それぞれの生き方が、そのままの形で祝われている景色でした。
だから私は、問いの立て方を変えました。
何が足りないのか、ではなく、
どんな景色を見たいのか。
そうして残ったのが、ひとつの願いです。
世界中の人に、もっと自由に、自分らしく生きてほしい。
大きな言葉に聞こえるかもしれません。
けれど、これは目標でも、計画でもありません。
まだ名前のない、ただの願いでした。
願いは、不思議なものです。
課題は、解決されれば役目を終えます。
けれど願いは、叶ったあとも、そこにあり続けます。
だから私は、願いのほうから始めることにしました。
気づいたのは、たしかに課題でした。
けれど、動き出す理由にしたのは、願いのほうでした。
その願いを、会社という形にしたのが、2026年6月8日です。
会社をつくると決めたとき、
何か新しいものを生み出すというより、
胸の中にあった願いに、名前をつけるような気持ちでした。
名前をつけると、願いは少しだけ、輪郭を持ちます。
輪郭を持つと、誰かに手渡せるようになります。
そして、同じ願いを持つ人が、同じ名前を呼べるようになります。
会社は、そのための器です。
Liiivv という名前も、そのひとつです。
ただ、ひとつだけ、最初から決めていたことがあります。
会社は、主役ではない、ということ。
生き方をつくるのは、いつだって、その人自身です。
私たちが誰かの生き方を決めることも、押し付けることも、したくありません。
私たちにできるのは、
選択肢を差し出すこと。
きっかけをつくること。
自分らしく生きるための、小さなかけらをつくること。
そのかけらを、どう並べて、どんな生き方にするかは、
受け取った人に、すべてゆだねます。
私たちがつくるのは、ピース。
つくるのは、あなたの人生。
あれから、まだ時間は、ほとんど経っていません。
会社としては、始まったばかりです。
これから、うまくいかない日もあると思います。
形を変えること、立ち止まること、迷うこともあるでしょう。
それでも、願いだけは、変わらずここにあります。
多様な生き方が、世界をゆたかにする。
私は、そう信じています。
最後に、ひとつだけ、問いを残させてください。
あなたには、まだ名前をつけていない願いが、ありますか。
それは、ずっと胸の奥にあったのに、
「課題」や「現実」という言葉の下で、
静かに待っていたものかもしれません。
もしあれば、
いつか、その願いにも、名前をつけてあげてください。
その日が、あなたにとっての「はじまりの日」になりますように。
神谷健介
Liiivv株式会社 代表取締役CEO
映画を観るのが、昔から好きでした。
暗い部屋で画面の光だけを見つめていると、
知らない街の、知らない誰かの人生が、静かに始まります。
遠くへ旅に出る人。
何かをつくり続ける人。
うまくいかないまま、それでも歩く人。
誰かを愛して、誰かを失って、それでも朝を迎える人。
エンドロールが流れるたびに、同じことを思いました。
生き方って、こんなにたくさんあるんだ、と。
けれど、画面を閉じて、顔を上げると、
現実の景色は、少しだけ違って見えました。
「こうあるべき」という、見えない型。
気づけば誰かと比べている、自分の視線。
選んだはずの道を、どこか小さく感じてしまう帰り道。
もちろん、みんなが苦しんでいるわけではありません。
ただ、自分らしく生きられている人が、思っていたより少ない。
そんな現実が、そこにはありました。
見て見ぬふりは、できませんでした。
課題と呼べば、たしかに課題です。
解決しなければならないもの、と整理することもできたと思います。
でも、私はその整理に、どうしてもなじめませんでした。
課題として向き合うと、人は「直される側」になってしまう気がしたのです。
足りないところを見つけられ、補われ、正されていく側。
私が見たかったのは、そうではなくて、
それぞれの生き方が、そのままの形で祝われている景色でした。
だから私は、問いの立て方を変えました。
何が足りないのか、ではなく、
どんな景色を見たいのか。
そうして残ったのが、ひとつの願いです。
世界中の人に、もっと自由に、自分らしく生きてほしい。
大きな言葉に聞こえるかもしれません。
けれど、これは目標でも、計画でもありません。
まだ名前のない、ただの願いでした。
願いは、不思議なものです。
課題は、解決されれば役目を終えます。
けれど願いは、叶ったあとも、そこにあり続けます。
だから私は、願いのほうから始めることにしました。
気づいたのは、たしかに課題でした。
けれど、動き出す理由にしたのは、願いのほうでした。
その願いを、会社という形にしたのが、2026年6月8日です。
会社をつくると決めたとき、
何か新しいものを生み出すというより、
胸の中にあった願いに、名前をつけるような気持ちでした。
名前をつけると、願いは少しだけ、輪郭を持ちます。
輪郭を持つと、誰かに手渡せるようになります。
そして、同じ願いを持つ人が、同じ名前を呼べるようになります。
会社は、そのための器です。
Liiivv という名前も、そのひとつです。
ただ、ひとつだけ、最初から決めていたことがあります。
会社は、主役ではない、ということ。
生き方をつくるのは、いつだって、その人自身です。
私たちが誰かの生き方を決めることも、押し付けることも、したくありません。
私たちにできるのは、
選択肢を差し出すこと。
きっかけをつくること。
自分らしく生きるための、小さなかけらをつくること。
そのかけらを、どう並べて、どんな生き方にするかは、
受け取った人に、すべてゆだねます。
私たちがつくるのは、ピース。
つくるのは、あなたの人生。
あれから、まだ時間は、ほとんど経っていません。
会社としては、始まったばかりです。
これから、うまくいかない日もあると思います。
形を変えること、立ち止まること、迷うこともあるでしょう。
それでも、願いだけは、変わらずここにあります。
多様な生き方が、世界をゆたかにする。
私は、そう信じています。
最後に、ひとつだけ、問いを残させてください。
あなたには、まだ名前をつけていない願いが、ありますか。
それは、ずっと胸の奥にあったのに、
「課題」や「現実」という言葉の下で、
静かに待っていたものかもしれません。
もしあれば、
いつか、その願いにも、名前をつけてあげてください。
その日が、あなたにとっての「はじまりの日」になりますように。
神谷健介
Liiivv株式会社 代表取締役CEO